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攻撃陣を“過去最高”と絶賛するドルフィンズQBタネヒル

2017年07月03日(月) 09:27


マイアミ・ドルフィンズのライアン・タネヒル【AP Photo/Lynne Sladky】

マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)となって1年目の2016年、アダム・ゲイズは10勝6敗という戦績を残し、それ以前のチームとは異なるゲーム展開を見せることに成功した。今オフシーズンには実力あるフリーエージェント(FA)選手を獲得し、クオーターバック(QB)ライアン・タネヒルにとっても同チームは近年で最高の攻撃陣を形成しているようだ。

タネヒルは地元紙『The Miami Herald(ザ・マイアミ・ヘラルド)』のバリー・ジャクソンに対してこのように語った。

「正直、今のワイドレシーバー(WR)陣、ランニングバック(RB)陣は確実に過去最高のメンツだと言える。全員が一緒に同じ攻撃陣で2年目を迎えられる意味も大きい。タイトエンド(TE)のジュリアス・トーマス、アンソニー・ファサーノといった経験豊かな選手の加入も間違いなくチームにとってプラスだ。ジェイ(アジャイ/RB)やケニア・ドレイク(同)も完全復活してフィールドに戻ってくる」

「チームに最初からいた選手たちでベストな攻撃陣を敷ける上に新たな戦力も加わった。ラレミー・タンシルも以前のポジションに戻ることが可能。これはチームにとってすごく大きい事だ。ドルフィンズには粒がそろい始め、良いチーム編成ができている。後はシーズンを通して全員がプレーの質を向上させていけるかどうかが課題だ。良い選手が多く集まったからといって皆がそろってすばらしいパフォーマンスを発揮するとは限らない。全ては春や夏の過ごし方によって変わってくる。トレーニングキャンプでは毎日互いに高めあうだろう。そして、俺たちはただ“良い”チームではなく“最高の”チームになる」

攻撃陣や新戦力に関するタネヒルの発言は今シーズンのドルフィンズに大きな期待を抱かせてくれる。しかしながら、同チームが本当にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区を制覇できるだけの十分な戦力を整えたかどうか、その真偽のほどは残り数カ月となった開幕直後に分かるはずだ。