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ペイトリオッツQBブレイディが妻の発言について初めてコメント

2017年07月05日(水) 11:17

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Charlie Riedel】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディの夫人、ジゼル・ブンチェンの発言が世間を騒がせてから約6週間後にようやくブレイディ本人がこの件についてコメントした。

『CBSSports.com』によると、先週の現地2日(日)に放送された『ESPN』の番組“E:60”の中でブレイディはインタビュワーのケビン・ヌガンディを相手に妻の発言について言及したようだ。

ヌガンディが「(ジゼルさんが)そのヒットを見て発言しました。彼女は最近のCBSで脳震とうについても言及していたのですが、自身が受けたヒットについて奥さんとはどのくらいお話を?」と尋ねたところ、ブレイディは次のように応じている。

「毎日だね。というのも、彼女とは毎晩同じベッドで寝ているので。私がどこを痛めているのかも分かっていただろう。疲れている時や、ヒットを受けたことも彼女なら知っていたはず。(試合後は)いつも一緒に車で帰宅するんだ。しかし、私が自分の身体をどれだけ念入りにケアするかも彼女は知っている。とても気遣いができて、愛情あふれる妻なんだ」

このインタビューでは “先シーズンの彼は脳震とうを起こしていた”という妻による発言をブレイディが完全に否定したとは言えず、また、ブレイディが直接的に“先シーズンは何かしらの理由で脳震とうを起こしたか”という質問を受けていたわけでもない。

これまでにブレイディの代理人を務めるドン・イーは「トムが昨年、脳震とうと診断されたことはない」と語っており、NFL側もまた、「ブレイディ氏が頭部のケガや脳震とうを発症したという記録、または、その兆候や症状をほのめかす発言の記録なども一切見当たらなかった」との声明を発表している。

今オフシーズン中のブレイディは米メディアとの接触を回避していたため、同選手が自身の妻の発言に関するコメントを発したのは今回のインタビューが初めてだった。

シーズンが始まれば否が応でも地方メディアと触れ合うこととなるブレイディ。そのたびにまた、“実際に脳震とうは起きたのか”という質問を受けることになるだろう。