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パンサーズQBニュートンが再びスローイング練習

2017年08月14日(月) 11:12

カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

カロライナ・パンサーズにとっては新たな朗報だ。

チーム公式サイトのマックス・ヘンソンが伝えるところによれば、5日前に先月末以降、初めてスローイングを行ったクオーターバック(QB)のキャム・ニュートンが現地13日(日)に再びスローイング練習に臨んだという。

今年3月後半に肩回旋筋腱板(かたかいせんきんけんばん)の手術を受けたエースQBのニュートンに関して、パンサーズはこれまでかなり慎重な対応を取ってきた。

昨年、18対43で黒星を喫したアトランタ・ファルコンズ戦の翌週にあたるシーズン第17週でタンパベイ・バッカニアーズ戦に登場したニュートンは237ヤードを投じたものの、ベストな状態の彼と比べれば違いは歴然としていた。とりわけオフェンシブラインにケガ人が続出し、不安定さを露呈したパンサーズは2016年レギュラーシーズン最後の6試合でわずか2勝にとどまっている。シーズン終了後にニュートンが肩に痛みを抱えていたことが発覚し、パンサーズ失速には誰もが納得する形となった。

試合感覚をつかむため、レギュラーシーズン開幕前にニュートンが試合に出場する可能性は高いだろう。それでもまだ、練習中のニュートンのスローイングには十分気を配って観察する必要がありそうだ。今の彼の肩がどのような状態にあるかを知る術はスローイング練習を見る他にない。チームによる最適な処置によってニュートンはレギュラーシーズン開幕戦に問題なく登板することができそうだ。

【その他、現地13日までに判明している最新のケガ情報】

1.マイアミ・ドルフィンズのランニングバック(RB)ジェイ・アジャイはいまだ脳震とうプロトコル中だが、深刻な状態というよりは“様子見”の段階にいるとのこと。

2.カンザスシティ・チーフスのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーは13日の練習に復帰。

3.ニューオーリンズ・セインツのコーナーバック(CB)マーション・ラティモア(膝)とRBトラバリス・ カデット(不明)は13日の練習に参加したものの、パッドは装着していなかった。

4.ディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックス(腰の張り)とオフェンシブタックル(OT)ディロン・ゴードン(手)は13日の練習を欠席。

5.ジャクソンビル・ジャガーズのRBレナード・フォーネットは13日の練習を回避。ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンはフォーネットが足に軽いケガをしており、予防措置として練習を休ませたと語っている。

WRマーキス・リーが13日の練習中に足を負傷。彼はカートで運ばれながらフィールドを後にした。リーの復帰予定は現在のところ未定。

6.日曜日のプレシーズンゲームでインディアナポリス・コルツに勝利を収めたデトロイト・ライオンズだったが、同試合終了後、HCジム・コールドウェルはディフェンシブエンド(DE)ケリー・ハイダーが“アキレス腱の大ケガ”でフィールドを後にしたことを明かした。

7.シカゴ・ベアーズのWRマーカス・ウィートンは13日の練習中に指を骨折。

8.コルツはライオンズ戦でラインバッカー(LB)のショーン・スペンスがハムストリングを負傷したと発表。

9.13日、シアトル・シーホークスと対戦したロサンゼルス・チャージャーズのLBデンゼル・ペリマンは同試合の第1クオーターで足首を負傷し、カートに運ばれながらロッカールームへと下がった。彼とハムストリングを負傷しているDEジェレマイア・アタオチュの復帰時期は未定だ。