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ベアーズがウェイバーでKアグワイヨを獲得

2017年08月14日(月) 11:40

タンパベイ・バッカニアーズのロベルト・アグワイヨ【AP Photo/Gary Landers】

ロベルト・アグワイヨの新天地探しに時間はかからなかった。

現地13日(日)、シカゴ・ベアーズはウェイバーから2年目のキッカー(K)ロベルト・アグワイヨを獲得し、ワイドレシーバー(WR)ルーベン・ランドールを故障者リストに登録したことを発表。

2016年にタンパベイ・バッカニアーズからドラフト2巡目で指名を受けたアグワイヨは12日、シンシナティ・ベンガルズとのプレシーズンゲームで3回中2回のキックを外した後、そのままウェイバーにかけられることとなった。

現在ベアーズにいるKコナー・バースはこれまでに4チームを渡り歩いている。バッカニアーズには2度在籍した経験を持つ彼は2016年のドラフト時にトレードアップでアグワイヨが指名された際にもバッカニアーズの一員であった。しかしながら、その3日後、バースはバッカニアーズからリリースされている。

アグワイヨが再びバースの仕事を奪うのだろうか。バースのキック能力にアグワイヨの能力が匹敵しているかどうかは疑問だ。

キックの精度を向上させない限り、アグワイヨがKとしての正ポジションを獲得する可能性は低いだろう。アグワイヨのキャリア通算成績は31回のフィールドゴールアテンプトで22回の成功(71%)であり、一方のバースは187回で157回の成功を記録している(84%)。エクストラポイント時のバースに至っては207回で205回の成功(99%)を記録しており、このカテゴリーでも34回中32回の成功(94.1%)を収めているアグワイヨに勝っている。

今、シカゴの地でこれまでにないほど激しいキッカー争いが勃発する。