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バッカニアーズ対ドルフィンズ戦は第11週に延期

2017年09月07日(木) 03:03


テネシー・タイタンズを迎えてホームゲームに挑むマイアミ・ドルフィンズ【AP Photo/Lynne Sladky】

NFLは公式に、タンパベイ・バッカニアーズ対マイアミ・ドルフィンズの試合を第11週に延期することを決めた。

ハリケーン“イルマ”が勢力を強めつつ南フロリダへと進んでいることから、リーグは試合を同じ日曜日の11月19日に延期すると発表している。第11週はバッカニアーズとドルフィンズ双方にとってバイウイークとなる予定だった。

これにより両チームはシーズン末に16戦連続で試合に臨むことになる。

決して理想的なスケジュールとはいえないものの、カテゴリー5に成長した嵐が近づくマイアミは危険な状況にある。16連戦は苦しい戦いになるだろうが、その反面、選手たちは大西洋上で発生したものとしては過去10年で最大とされるハリケーンが上陸する可能性がある中、家族と一緒に過ごすことができる。

コロラド州立大学の熱帯科学者、フィリップ・クロッツバッハによると、大西洋上で時速185マイル(時速約298km)に到達したハリケーンはイルマで5つ目だという。これまで最も強い風速を記録したのは1980年のハリケーン“アレン”で、最大風速は推定時速190マイル(約306km)だった。

イルマの正確な進路はこれから判明することになるが、地元当局は過去最悪の状況に備えなければならない状況で、フットボールどころではないのは明らかだ。

『NFL.com』と『NFL Network(NFLネットワーク)』より、ハリケーンイルマの進路にあたる地域にお住まいの方々には身の安全を守り、厳重な警戒をお願いしたい。

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