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ラムズ、DTドナルド不在のまま初戦に向けて練習開始

2017年09月07日(木) 11:07


ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Photo/Tony Avelar】

ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイはディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドがもうじきチームに合流するだろうとの“楽観的”な姿勢を崩さない。しかしながら、チームのトップ選手であるドナルド本人に第1週目のインディアナポリス・コルツ戦へ出場する気があるかは定かでない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地6日(水)朝、ラムズはドナルド不在のまま初戦に向けた調整を開始したと報じた。

新契約を留保しているドナルドは自身の母校があるピッツバーグでワークアウトに励んでいる。彼の居場所からラムズが本拠地とするロサンゼルスまでは飛行機でおよそ5時間を要するが、ドナルドがいまだにロサンゼルス入りしていない状況を考慮するに、ドナルドはまだ近日中に新契約がまとまるとは考えていないようだ。

両サイドは契約締結に向けて前向きに取り組んでいるものの、現時点では何の進展も起きていないとラポポートは伝えている。ドナルドは2017年に180万ドル(約1億9,700万円)、2018年に690万ドル(約7億5,000万円)を受け取る予定だが、これはリーグで最高峰の守備選手と評されるドナルドにとってはかなり低い金額であることは否めない。

今週末の試合にドナルドを除外するつもりはなく、チームのベストプレーヤーがシーズン開幕前には必ず戻って来ると“楽観的”な発言を幾度となく繰り返してきたマクベイHC。残り時間がわずかとなる中、さすがの指揮官にも焦りの色が見え始めている。

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