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“ドラフトバスト”のリチャードソンがCFLのラフライダーズと契約
2017年09月27日(水) 13:08テールバック(TB)トレント・リチャードソンがフィールドに復帰する。
NFLが2012年のドラフト全体3位指名選手であるリチャードソンの復帰を好むことはなかったが、CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)は同選手の活躍に期待を寄せているようだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、CFLのサスカチュワン・ラフライダーズが現地26日(火)にリチャードソンとの契約を結んだと伝えた。
NFLではわずか3シーズンの現役生活にとどまったリチャードソンはクリーブランド・ブラウンズとインディアナポリス・コルツでプレーした。史上まれに見る“ドラフトバスト”(ドラフト指名の大失敗)とも評されるリチャードソン。彼が短いキャリアで残した数字は614キャッチ、2,032ヤードで、2012年ドラフトではルーク・キークリー、ドンタリ・ポー、フレッチャー・コックスらそうそうたる面々を差し置いて指名されていた。
ブラウンズのリチャードソンはルーキーシーズンには期待に応えて11タッチダウンを記録したものの、2013年になると交換トレードでドラフト3巡目指名権と引き換えにコルツへと移籍。期待されたヤード数が獲得できなかったリチャードソンはその翌年にコルツからも解雇された。アラバマ大学出身のリチャードソンは2015年と2016年にそれぞれオークランド・レイダース、ボルティモア・レイブンズのキャンプに参加したものの、自分の居場所を確保することはできなかった。
2014年以降、リチャードソンがNFLで記録した数字はない。
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