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バイキングスQBブラッドフォードがベアーズ戦に出場も前半で交代

2017年10月10日(火) 12:44

ミネソタ・バイキングスのサム・ブラッドフォード【AP Photo/Darron Cummings】

現地9日(月)、シーズン第5週のマンデーナイトゲームでシカゴ・ベアーズと対戦したミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)サム・ブラッドフォードは試合に出場したものの、低パフォーマンスを見かねたヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーがバックアップQBケイス・キーナムと交代させた。

キーナムは前半の最終ドライブから出場している。

『ESPN』が伝えるところによると、ブラッドフォードはやはりまだ故障部分に痛みを抱えていたようだ。ブラッドフォードは後半をユニフォーム着用のままベンチでスタートさせている。

3試合欠場後の復帰戦となったベアーズ戦、ブラッドフォードは最初から3連続でターゲットへのスローイングミスをしていた。また、彼はその判断力自体にも鈍さが目立ち、ボールを持ったままポケットから出ることもせず、ただサックを待っているかのようにも見えた。

ブラッドフォードは11回のパスを投げて5回成功の36ヤードを記録。バイキングス攻撃陣がブラッドフォードによる26プレーで獲得できたのはわずか34ヤードであった。

一方でキーナムの調子は良さそうだ。前半終了時点ではNFLらしからぬ3対2のスコアだった試合は後半に入り、バイキングスが勝利に向かって点差を広げ出している展開。ジマーHCは何としてでもこの接戦をものにしたいところだろう。今のブラッドフォードの状態であれば、キーナムの方がよりチームに勝利のチャンスを与えてくれるはずだ。