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スティーラーズ、WRブライアントをシーズン第8週にインアクティブ

2017年10月26日(木) 11:50


ピッツバーグ・スティーラーズのマーテイビス・ブライアント【AP Photo/Fred Vuich】

プレー時間の少なさに不満を漏らしていたピッツバーグ・スティーラーズのワイドレシーバー(WR)マーテイビス・ブライアントがさらにプレー機会を失うこととなった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地25日(水)、ブライアントが今週末に開催されるシーズン第8週のデトロイト・ライオンズ戦にインアクティブであることをチームから伝えられたと報じた。

なぜプレーできないのかと問われたブライアントは『ESPN』のジェレミー・ファウラーに対し、不満げに“ソーシャルメディア”とだけ語った。

ブライアントは水曜日になってチームに復帰したものの、“我先に”という態度を取り続けた彼はチームからの制裁を宣告されるがために戻ったようなものとなった。

ブライアントは『Instagram(インスタグラム)』上で自身のプレー時間の少なさについて不満をぶちまけた後、火曜日になってESPNのジョシナ・アンダーソンに対し、「もしチームが俺をもっとプレーに参加させずに同じことを繰り返すならば、俺はこのチームを出て行きたい。それだけだ。もっとハッピーになりたいんだ。・・・(中略)ここにいたいとは思っている。ただ、望みが叶わないなら仕方ない。次に進むだけさ」と語った。

今季のブライアントは新人のジュジュ・スミス・シュスターよりもスナップの数が少なく、18キャッチで234ヤード、1タッチダウンを記録している。チームのパス攻撃の中心にはスターWRのアントニオ・ブラウンズがいるものの、ブライアントはまだチーム2番手のWRとして評されている。今季、チームの期待とは裏腹にブライアントのパフォーマンスは低迷していた。

たとえヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンが否定したとしても、チームのフロント陣が同選手のトレードを試みるかどうかまではまだ定かでない。

実質的にチームから1試合の“出場停止処分”を科されたブライアントがどのような反応を見せるのか、チームは彼の今後の動向を観察するだろう。ブライアントが今回ばかりは何もせず静かにしておくべきであるのは言うまでもない。

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