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シーズン第8週、レイブンズQBフラッコが脳震とうプロトコル入り
2017年10月27日(金) 11:53シーズン第8週、マイアミ・ドルフィンズ対ボルティモア・レイブンズの一戦がヒートアップした。サーズデーナイトの第2クオーター、ラインバッカー(LB)キコ・アロンソによる強烈なヒットを受けたレイブンズのクオーターバック(QB)ジョー・フラッコが脳震とうプロトコル入りした。
ドルフィンズ陣地の9ヤード地点でスピードを殺しながらスライディングしたフラッコに向かい、態勢を低くしたアロンソがスピードを緩めることなく突っ込んだ。このプレーはフラッコのヘルメットが吹き飛ばされるほどの衝撃だった。
このヒットによってフラッコの耳から流血する映像も確認されている。フラッコはトレーナーらに付き添われながらロッカールームへと下がって行った。
緊急離脱となったフラッコに代わって登場したバックアップQBのライアン・マレットがタイトエンド(TE)ベン・ワトソンにパスを投じ、2ヤードのタッチダウンを決めている。レイブンズはハーフタイムまでに20対0とリードを広げた。
15ヤードのペナルティを科されたアロンソだが、退場処分にまでは至っていない。同選手のプレーに対し、ヘッドコーチ(HC)のジョン・ハーボーを含むレイブンズの全選手が怒りを露わにしていた。
試合終了後にアロンソがリーグから制裁を受けるのは必至だろう。出場停止処分の可能性もあり得る危険なプレーであった。
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