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バッカニアーズWRエバンスに1試合の出場停止処分

2017年11月07日(火) 09:06

タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【AP Photo/Jason Behnken】

ニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンは、現地5日(日)に対戦したタンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスが退場処分を受けるべきだと主張していた。

実際、エバンスが試合中に退場処分を受けることはなかったものの、後に制裁が下されることになった。

NFLは6日、セインツ戦でスポーツマンシップに反する行為および不必要なラフ行為を行ったとしてエバンスに1試合の出場停止処分を科した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、エバンスはこの制裁に対する控訴を予定しているとのことだ。

セインツの新人ディフェンシブエンド(DE)マーション・ラティモアを地面に突き飛ばすエバンスによる行為は第3クオーターに起こった。背後から肩をたたいたジェイミス・ウィンストンの腕をラティモアが振り向きざまに振り払ったのを見たエバンスが数ヤード離れた位置から猛然とダッシュしてラティモアにタックルした。

NFLフットボール運営部門副部長のジョン・ランヤンはエバンスに対し、「あなたは第3クオーター中、プレー終了後に相手選手をいきなり背後から襲って地面に突き飛ばした。あなたの行為は明らかにプロスポーツ選手としてのスポーツマンシップに反するものである」とつづった書簡を送っている。

ペイトンHCは試合後、「あれが退場処分にならないなら、何が退場処分になるのか分からない」と語っていた。

シーズン第10週のニューヨーク・ジェッツ戦にエバンス不在で臨むこととなるバッカニアーズは肩を負傷したウィンストンに代わって先発クオーターバック(QB)に元ジェッツのライアン・フィッツパトリックを起用することとなる。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の中でも2勝6敗と苦境に立たされているバッカニアーズにはエースのQBとWR不在でさらなる厳しい戦いが待ち構えている。

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