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無念のパッカーズがQBロジャースを故障者リストへ

2017年12月20日(水) 09:24

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Michael Ainsworth】

グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが故障者リストに登録された。

パッカーズは現地19日(火)、ロジャースを故障者リストに登録したと発表。この動きに付随して同チームはジョー・キャラハンをアクティブロースターに復帰させている。

現在7勝7敗のパッカーズは残りのミネソタ・バイキングス戦とデトロイト・ライオンズ戦でブレット・ハンドリーを先発QBとして起用する予定だ。

17日のカロライナ・パンサーズ戦で黒星を喫し、アトランタ・ファルコンズがタンパベイ・バッカニアーズに勝利を収めた結果、プレーオフ進出の可能性が消滅したパッカーズがエースQBを再び故障者リストに戻した形だ。

ロジャースはシーズン第6週に鎖骨を骨折して故障者リストに登録されたものの、わずか1試を欠場した後にはアクティブ登録されていた。年間MVPを2度獲得しているスーパースターも、パンサーズ戦ではさすがに動きに鈍さが見られた。シーズン第15週のロジャースは45回のパスを投じて成功率57.8%、3インターセプト、3タッチダウンパスを記録している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは以前からロジャースがまだ万全な状態ではないと伝えており、その低調さに驚く者は少なかった。この日のインターセプトが示すように、ロジャースが投じるボールのスピードは通常よりも明らかに遅くなっている。しかしながら、パッカーズがフィールド上に最強のカードを取り戻したような雰囲気を見せていたのは確かで、たとえそれが100%の状態でなかったとしても、プレーオフ進出という望みをつなぐためには最善の手段だったに違いない。

自滅とファルコンズの勝利で夢を絶たれた今季には、もうエースを必要としないパッカーズ。ロジャースに早めの休暇を与えるのも当然のことだ。今回、同チームがプレーオフ進出を逃したのは2008年以降で初めてのことだった。

【S】