コルツはHCにマクダニエル指名で一本化
2018年01月16日(火) 10:26インディアナポリス・コルツはジョシュ・マクダニエル指名の一択のようだ。
現地15日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、ニューイングランド・ペイトリオッツの今季日程が終了した際、コルツがペイトリオッツの攻撃コーディネーター(OC)を次期ヘッドコーチ(HC)に指名する見込みだと伝えた。
ヒューストン・テキサンズの守備コーディネーター(DC)マイク・ブレイベルとの面談も行っていたコルツだが、チームはマクダニエルの獲得を強く希望している模様だ。
NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、マクダニエルはカウボーイズのアシスタントコーチであるマット・エバーフラスをすでにコルツの新DCに進言していると報じた。
マクダニエルにとっては突然空席となったテネシー・タイタンズのHC職の方がより魅力的に映るかもしれない。タイタンズのジェネラルマネジャー(GM)はマクダニエルの旧友でもあるジョン・ロビンソンが務めており、チームには成長株のクオーターバック(QB)マーカス・マリオタの存在がある。それでもペリセロは月曜日、マクダニエルにはコルツのクリス・バラードGMとの間にも強い関係性があると指摘した。
それに加え、アンドリュー・ラックを指導するチャンスがマクダニエルに訪れるのだ。肩の負傷によって2017年度のシーズン全てを欠場したラックは来季から完全復活となる予定だ。
今後の活躍次第ではまだまだ殿堂入りを狙えるラックが来季に力強くなって復活することも踏まえると、マクダニエルがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区での戦いを希望する可能性は十分高いと言える。
コルツのロースターにはまだまだ修繕すべき箇所が多いが、マクダニエルが自ら積極的に動くバラードGMとタッグを組めば興味深いコンビとなるに違いないだろう。
デンバー・ブロンコスのファンはマクダニエルが初めてHC職に就任した2009年から2010年にかけての2シーズンをまだ忘れていないはずだ。当時のマクダニエルはブロンコスのオーナーシップによって解任させられた。その後に移籍したペイトリオッツで手腕を発揮し、チームのスーパーボウル制覇に2度貢献したことで、再びチームの指揮官となるチャンスがマクダニエルに舞い込んでいる。
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