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両コーディネーターを決定、来季に向けて準備を整えるシーホークス

2018年01月17日(水) 12:27

シアトル・シーホークス【AP Photo/Elaine Thompson】

シアトル・シーホークスが攻撃コーディネーター(OC)と守備コーディネーター(DC)の2人を決定した。

シーホークスは現地16日(火)、元インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)コーチであるブライン・ショッテンハイマーをOCに、元シーホークスのラインバッカー(LB)コーチであるケン・ノートンをDCに指名した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは先週の時点でショッテンハイマーにOC職を打診しており、これはOCの筆頭候補に挙げていたショッテンハイマーを他チームに先んじて獲得する狙いがあったからだとのことだ。

シーホークスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンは今季、リーグ史上初めてチームの全パスヤードを1人で叩き出し、チームの全ラッシングヤードにおいても30%を自らの足で生み出した。コルツでの2年間の経験を経て、ショッテンハイマーはエースQBに大きく依存したシーホークスの壊滅的な攻撃陣を再建することになる。

一方で、チームがDCに指名したノートンは2010年から2014年にかけてシーホークスのLBコーチとして、その後の2015年にはオークランド・レイダースのDCとして活躍している。

サンフランシスコ・49ersのファンがノートンのDC就任に驚くのも当然だろう。ノートンは先週の8日にカイル・シャナハンHCのアシスタントコーチとして49ersのスタッフ入りが発表されたばかりだった。しかしながら、NFLネットワークのマイク・ガラフォロによると、49ersとノートン間の契約には特別な条項が含まれており、シーホークスのDC職を引き受けることも可能であったようだ。

顔なじみのHCの元へと戻って来たノートン。LBコーチ時代の成功がレイダースでのDC職就任につながったのは間違いないが、オークランドの地で2年連続不甲斐ない成績を収めた後はHCジャック・デル・リオと共にチームを去っていた。

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