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2017年度マン・オブ・ザ・イヤー賞はテキサンズのJ.J.ワットが受賞

2018年02月04日(日) 11:19

ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワット【AP Photo/David J. Phillip】

ハリケーン“ハービー”の被害に遭った人々を支援する基金で3,700万ドル(約40億円)以上もの寄付を集めたヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットが名ランニングバック(RB)ウォルター・ペイトンの名を冠したマン・オブ・ザ・イヤー賞、ウォルター・ペイトン賞を授かった。

ワットの受賞は現地3日(土)に開かれた“NFL Honors(NFLオナーズ)”で発表され、テキサンズのオーナー、ロバート・マクネアは声明の中で「J.J.は最も無私無欲と言える人物であり、NFLの若手たちを鼓舞している。ヒューストン・テキサンとしての彼を誇りに思う。ヒューストンが最悪の災害に見舞われている時も、J.Jはわれわれの光となり、ハリケーン“ハービー”の被害を受けた方々に3,700万ドル以上もの寄付を集めた」と述べている。

毎年、フィールド内外で素晴らしい活動を見せたNFLプレーヤーに送られるマン・オブ・ザ・イヤー。今回の最終候補にはカロライナ・パンサーズのタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンとボルティモア・レイブンズのTEベンジャミン・ワトソンも選出されていた。

超大型ハリケーン“ハービー”がテキサス州の南東部を襲った後、ワットはすぐさまソーシャルメディアに動画を投稿して救済基金を設立。当初は20万ドル(約2,200万円)を目標としていたが、その設定金額は瞬時に達成され、設立から19日後にはおよそ3,700万ドルが集まった。さらに、ワットは犠牲者や被害者に全ての寄付金を届けるべく新たな団体を模索し、支援が必要な地区やその周辺、また、ヒューストンの街に住む人々に直接的な援助がいきわたるよう措置を講じている。

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