サンフランシスコ・49ersにフランチャイズクオーターバック（QB）が誕生した。ジェネラルマネジャー（GM）のジョン・リンチにその重要なプレーヤーを他チームに渡すつもりはないようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは関係者の話として、49ersがジミー・ガロポロと5年1億3,750万ドル（約149億7,000万円）の契約を締結したと報道。年俸ベースではNFL史上最大の契約となる。

これまでの最高額はマシュー・スタッフォードの年俸2,700万ドル（約29億4,000万円）。ガロポロの契約は平均2,750万ドル（約29億9,000万円）だ。

ガロポロが49ersにやってきたのは昨年10月のこと。ニューイングランド・ペイトリオッツがルーキー契約の最終年に入っていたガロポロを2018年ドラフト2巡目指名権とのトレードで放出している。今回の新契約により、49ersはガロポロへのフランチャイズタグを回避できた。

49ers加入後、ガロポロが先発した試合は負けなしの5勝を記録しており、ガロポロ自身はNFLの先発試合で無敗を誇る。これまでに先発した7試合でガロポロはフランチャイズQBとしての存在を明確に示してきた。2014年にNFL入りしたガロポロはパス成功率67.3％（250回以上のパスアテンプトでは第4位）、平均8.3ヤード、パサーレーティングは99.7だ。

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