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6年を過ごしたタンパベイを去るRBマーティン

2018年02月21日(水) 07:30


タンパベイ・バッカニアーズのダグ・マーティン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

ダグ・マーティンがタンパベイでの日々に別れを告げる時が来た。タンパベイ・バッカニアーズが現地20日(火)、ランニングバック(RB)のマーティンを放出したのだ。

『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』が最初に一報を伝えた後、チームも事実を認めている。

2年連続して450ヤードに到達できていなかったことから、マーティン放出を決めたバッカニアーズの動きに驚く者は少ないだろう。これでチームはサラリーキャップのうち675万ドル(約7億2,400万円)を浮かせることができる。また、ディフェンシブタックル(DT)クリス・ベイカーもバッカニアーズから放出されることが決まった。

マーティンは『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントにメッセージを投稿している。

「グレイザー家、ジェイソン・リヒト、コッターコーチ(ヘッドコーチ)、シアーノコーチ(元ヘッドコーチ)、マーク・ドミニク、そしてタンパベイのチームに感謝したい。ドラフトしてもらったことで自分のNFLプレーヤーになるという子供の頃からの夢がかない、2回目の契約を結んだ時には経済的自立を可能にしてくれた。自分の人生に影響を与えてくれたことに感謝している」

「2回のプロボウルに選出されるまでに至った自分を支えてきてくれたチームメイトにも感謝を伝えたい。日曜日に成すべきことを意識しながらも、それ以外の6日間に取り組んだハードワークと献身によって、徐々にチームメイト以上の友好関係と思い出が作られていった」

「最後に、タンパベイの街とあらゆる場所にいるバッカニアーズファンに感謝申し上げる。この6年間、たくさんの山も谷も経験し、人として、プレーヤーとして成長できたと思っている。タッチダウンを決めれば大歓声で迎えてくれ、つまずいた時にはサポートしてくれた。プレーヤーとしてだけじゃなく、人としても受け入れてもらった。本当にスペシャルなことだと思っている。ありがとう」

「今日は甘く切ない日だ。まだやるべきことがあるのにチームメイトから離れるのはつらいけれど、チームの決定は尊重している。身体的にも精神的にも人生で一番の状態にあり、この先には自分にとってベストなフットボールが待っているはずだ。自分の次のステージを楽しみにしつつ、タンパベイのみんなの成功を心から願っている」