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LBシェイジアーは2018年シーズンから除外とスティーラーズGM

2018年03月01日(木) 12:29

ピッツバーグ・スティーラーズのライアン・シェイジアー【AP Photo/Frank Victores】

ピッツバーグ・スティーラーズは昨年12月に脊髄(せきずい)を負傷したラインバッカー(LB)ライアン・シェイジアーを2018年シーズンから除外することを発表した。これはNFLスカウティングコンバインにてスティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)ケビン・コルバートが記者に対して明らかにした内容だ。

昨年12月4日に行われたシンシナティ・ベンガルズ戦でアクシデントに見舞われたシェイジアーは脊髄固定手術を受けている。

このニュースはシェイジアーが再びスティーラーズに戻り、オールプロになることを夢見ていると明かしてから1週間後の出来事だった。

チームメイトであるルーズベルト・ニックスのポッドキャストでシェイジアーは次のよう語っていた。

「俺は必ず戻るからな、相棒。今の俺は毎日、過程を信じ続けろと書いてある本を読みながら過ごしているんだ。俺はこのプロセスを本当に信じている。最終目的が何かは分かっているんだ。全ての段階を踏みながら、プレーに費やすのと同じくらい持てる全ての力を出し切るつもりさ」

先月初旬、スティーラーズのオーナーを務めるアート・ルーニー二世はシェイジアーにはチーム内での役割が与えられると明かしていた。この状況下において、シェイジアーがどのような役割を担うことになるのかは定かでない。

プロ4年目のシェイジアーは2017年度の第13週にシーズン絶望となる非常に危険な事故に遭ってしまった。大手術を受け、数カ月のリハビリ期間が要される25歳のプロボウラーは先月1日にようやくリハビリ施設を退院している。

シェイジアーの実父であるバーノン・シェイジアー氏は1月、自身の息子は脚の感覚を取り戻していると明かしたが、ライアンが再び歩行可能になるかどうかに関してはコメントを控えていた。先週日曜日、シェイジアー本人がリハビリのウォーキングプログラムでは他者のアシストか、あるいは、歩行器がなければまだ自力歩行が不可能であるという報道を認めた。これは『NBC Sports(NBCスポーツ)』でサイドラインレポーターを務めるミシェル・タフォーヤが報じたものだった。

1月はチーム施設で過ごし、練習の観察やチームミーテイングに参加したシェイジアーはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のディビジョナルラウンドでジャクソンビル・ジャガーズに敗戦を喫し、シーズン終了となるチームメイトの姿をしっかりと見届けていた。

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