元クオーターバック（QB）ジョニー・マンゼルのNFL復帰が現実味を帯びてきた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは現地28日（水）、クリーブランド・ブラウンズがかつてドラフト1巡目で指名したQBマンゼルがリーグ復帰を目指してNFLのヘッドコーチ（HC）陣と面談を行っていると報じた。フィールド外における素行の悪さゆえ、マンゼルには2015年を最後にフィールドに登場する機会が与えられてこなかった。

ガラフォロはNFLネットワークで「話し合いが行われているようだ・・・彼の周りの人間は春期リーグの前後にマンゼルがNFLに復帰する可能性は非常に高いと信じている」と語った。

続けてガラフォロは「チャンスを得るのであれば、無給でも構わないとマンゼルが語っていることも各チームは知らされている」とも述べた。

元テキサスA＆M大学のスター選手であるマンゼルが今やお金を要求せず、フィールドで証明するチャンスを欲している。ガラフォロは「彼は練習生としての契約でも飲むつもりだ。練習生としてチームに帯同し、シーズンを通して自身がいかに真っ当な存在であるかを証明しようとしている」とコメント。

近頃のマンゼルはブラウンズでのキャリアを短縮させた薬物使用や素行問題について素直さを見せ始めている。

元チームメイトであるジョー・トーマスとアンドリュー・ホーキンスの番組『THE THOMAHAWK SHOW（ザ・トマホーク・ショー）』の中でも、インタビューを受けたマンゼルはブラウンズ時代の悪さの数々について口を開いた。

このインタビューの中のマンゼルは過去から何かを学んだ人物のような風情を見せ、将来的なフットボールのプレーについても真剣に考えている様子だった。真相は時が経てば自ずと判明するだろう。

マンゼルは『Twitter（ツイッター）』で次のように語っている。

I’ll play again for FREE. It’s not about the money it’s about getting back to doing what I miss and love.

— Johnny Manziel (@JManziel2) 2018年2月28日

「無給でもプレーを希望する。お金の問題ではない。自分の大好きなフットボールをもう一度やりたいという思いだけさ」

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