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NFLが満場一致でキャッチルールの簡易化を承認
2018年03月28日(水) 10:11NFLが新たなキャッチングルールを規定した。
リーグオーナー陣は現地27日(火)の年次リーグミーティングで2018年シーズンのキャッチングルールに修正を加えることを承認した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ルール修正に対する投票結果は反対票なし、満場一致の賛成32票だったとのこと。
NFL審判部の上級副社長アル・リバーロンは今週半ば、競技委員会によるキャッチングルールの提案文を発表していた。
新ルールはキャッチを次のように定義している。
1.ボールをコントロールすること
2.両足の着地、もしくは、その他部位が地面に接すること
3.以下のフットボール上の動きをすること
・3歩目のステップ
・ライン・トゥ・ゲインへ到達あるいはこれを延ばす動き
・もしくは、これらのアクションを行うだけの能力のある動き
提案された中でもカギとなる変更点は地面へ倒れ込みながらのキャッチに関するルールが削除されていることだろう。このフラストレーションの溜まる文言によってジャッジが覆ることが多々あり、これをよく象徴しているのが2014年度のプレーオフ、グリーンベイ・パッカーズ戦でダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントのキャチ判定が覆ったプレーや、先シーズンにピッツバーグ・スティーラーズのタイトエンド(TE)ジェシー・ジェームズが記録したかに思われたタッチダウンがパスインコンプリートとされたプレーだ。
満場一致の投票結果からは全オーナーがこのルール変更に賛同していたことが分かった。
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