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QBキャッセルがライオンズと契約、スタッフォードのバックアップへ

2018年04月05日(木) 11:12

テネシー・タイタンズのマット・キャッセル【AP Photo/Colin E. Braley】

デトロイト・ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ボブ・クインが持つニューイングランド・ペイトリオッツとのコネクションはまだ効力を有していたようだ。

情報筋の話を元に、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートはベテランクオーターバック(QB)のマット・キャッセルがライオンズと契約合意に至ったようだと報じた。キャッセルはマシュー・スタッフォードとジェイク・ルドックがいるライオンズQB陣の仲間入りを果たす。

ガラフォロとラポポートがキャッセルについて報じた直後、ライオンズはQBアレック・トーガーセンを放出した。

今季が開始する際に36歳になるキャッセルは、2005年にニューイングランド・ペイトリオッツに入団。トム・ブレイディのバックアップとして4年間過ごしたニューイングランドを離れ、カンザスシティ・チーフスに移籍する。チーフスで先発を務めたキャッセルはその後、ミネソタ・バイキングス、バッファロー・ビルズ、ダラス・カウボーイズへと渡り歩き、ここ2シーズンはマーカス・マリオタのバックアップとしてテネシー・タイタンズに在籍していた。

全盛期はかなり昔の話だが、キャッセルは高いレベルで培った豊富な経験をライオンズで生かしてくれるだろう。QBトニー・ロモの故障離脱を受けて7試合に先発したものの、カウボーイズに所属していた2015年のキャッセルは苦しいパフォーマンスを披露した。一方、タイタンズ時代には6試合に登場し、先発した試合で1勝1敗の成績を残している。

3,116ヤード、27タッチダウンをマークして10勝6敗の戦績を収め、チーフスをAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区制覇に導いた2010年以降は下降線をたどるキャッセル。それでも、クインGMは元ペイトリオッツの選手に対して何のためらいもなく、7シーズンの間先発を外れていないエースQBのバックアップを務めるチャンスを与えた。

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