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ジェッツ、WRエヌンワが制限付きFAテンダーにサイン

2018年04月05日(木) 13:00

ニューヨーク・ジェッツのクインシー・エヌンワ【AP Photo/Seth Wenig】

昨季のチームのリーディングレシーバーが不起訴となった翌日、ニューヨーク・ジェッツが2016年シーズンのチームトップのワイドレシーバー(WR)を再び迎え入れた。

現地4日(水)、WRクインシー・エヌンワが制限付きフリーエージェント(FA)テンダーにサインし、1年290万ドル(約3億1,000万円)でジェッツに残留することが決定した。

2016年シーズンに58キャッチ、857ヤード、4タッチダウンをマークしてブレイクを果たしたエヌンワはその後、トレーニングキャンプ中に首を負傷して2017年シーズンを棒に振った。その代わりにロビー・アンダーソンが先発WRとして台頭し、ジャーメイン・カースもナンバー2以上の選手として移籍している。

2018年シーズンにはアンダーソンとカース、そして、エヌンワが勢ぞろいするが、これに加えて2週間前、チームは1年450万ドル(約4億8,000万円)で元クリーブランド・ブラウンズのWRテレル・プライアーをチームに加えている。エヌンワが復帰したことによってカースの行方に関する議論が交わされるようになった。カースの実力と550万ドル(約5億8,000万円)というキャップヒットにより、トレーニングキャンプ中のトレード対象となるのではないかとのうわさも囁(ささや)かれている。しかしながら、ジェッツがキャップスペースを十分に確保していることや、アンダーソンの素行不良によるトラブルなどを考慮すれば、重要なシーズンを4人のレシーバー陣で臨む判断もまた正しいのではないだろうか。

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