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QBホーガンのトレード交渉を許可するブラウンズ

2018年04月06日(金) 10:51


クリーブランド・ブラウンズQBケビン・ホーガン【AP Photo/Gary Landers】

すでに1枚目のバックアップクオーターバック(QB)をリリースしているクリーブランド・ブラウンズだが、どうやら2枚目のバックアップQBもチームを離れる意向だ。

情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、QBケビン・ホーガンがチームに対して代理人にトレード交渉権を与える許可を求めたところ、チームがこれを承認したようだと報じた。

先日ジャクソンビル・ジャガーズにトレードされたコーディ・ケスラーとほぼ同じように、ホーガンもまた、タイロッド・テイラーとドリュー・スタントンを獲得したブラウンズにとっては不必要な存在となっていた。今月下旬に開始するドラフト会議でブラウンズがQBを指名するのはほぼ確定的とされる中、キャンプにおける練習台以上の役割を担い得ないホーガンの未来は明らかだった。

ホーガンは2016年ドラフトでカンザスシティ・チーフスから5巡目指名を受けたが、チーム開幕戦のロースター入りを果たすことはできなかった。その後、練習生としてブラウンズに加入したホーガンは10月にアクティブロースター入りを果たした。スタンフォード大学出身の25歳はこれまで8試合に出場し、先シーズンは1試合で先発QBを務めている。バックアップQBとしてはある程度の好パフォーマンスを披露するものの、先発出場した唯一の試合ではかなり苦戦する姿が見られた。

ブラウンズが8試合の先発出場経験を持つケスラーの見返りとして2019年ドラフトの条件付き7巡目指名権(見返りとしては最低クラスのもの)を獲得したことを考慮すると、ホーガン放出によって何かしらのドラフト指名権を得ることができれば驚きだ。

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