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ペイトリオッツが元ビルズのWRマシューズと1年契約

2018年04月06日(金) 13:06


バッファロー・ビルズのジョーダン・マシューズ【AP Photo/David Goldman】

ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスを放出した2日後、ニューイングランド・ペイトリオッツが早くもその代役を見つけた。

情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはペイトリオッツがWRジョーダン・マシューズと1年契約を結んだようだと報じた。

この動向を最初に報じたのは『ESPN』だ。

2014年ドラフトでフィラデルフィア・イーグルスから2巡目指名を受けたバンダービルト大学出身のマシューズは当時、リーグナンバー1レシーバーになれる素質があるとも評されていた。しかしながら、イーグルスでの最後のシーズンにはすでにプレー機会が激減し、ついにその希望を捨て去ったジェネラルマネジャー(GM)ハウィー・ローズマンは2017年にトレードでマシューズをバッファロー・ビルズへと放出した。先シーズンをバッファローの地で過ごしたマシューズは故障に苦しみ、わずか25キャッチで282ヤード、1タッチダウンを記録するにとどまった。

ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックはこれまでにもたびたび捨てられたWRにチャンスを与えてきた。この戦略によってベリチックHCはランディ・モスのように大成功を収めたこともあれば、チャド・ジョンソンのように大外れを経験したこともある。

2017年までのマシューズは1シーズンに平均75レシーブ、891レシーブヤード、6タッチダウンをマークしている。効果的なレシーバーとしてのフィジカルの強さがあることは証明してきたマシューズ。もし身長約191cm、体重約96kgのWRが本来の力を発揮したとすれば、ペイトリオッツは再び掘り出し物を探り当てたことになるだろう。

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