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国歌斉唱ポリシーに関する議論は引き続き継続

2018年08月28日(火) 13:12


フィールドに描かれたNFLのロゴマーク【Al Messerschmidt via AP】

現地27日(月)、選手の一団と選手協会の代表が数チームのオーナー、NFLの代表らとの会合を開き、リーグの新国家斉唱ポリシーに関する議論を行った。これは現地の情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたもの。

NFL広報担当官のブライアン・マッカーシーが『Twitter(ツイッター)』を通じて27日の会合に関する下記の声明文を発表している。

「本日の議論に基づく共同声明」

「本日、われわれは選手たちが非常に関心を寄せている問題についての生産的な会合を開いた。われわれは協力し合い、解決策を講じようと引き続き取り組んでいる。この協力と向上の精神の下、われわれは今後も同議論に関する機密性を保つつもりだ」

今回の会合は先月中旬にNFLと協会が会合を開き、互いに納得するまでは国歌斉唱ポリシーに関するリーグとチームのポリシーのすべてを一時的に停止するとの協定を両サイドの合意によって結んだ後の出来事だった。

今年5月に承認された新しい国歌ポリシーは、選手やリーグ関係者に対してサイドラインに起立するよう求め、国歌斉唱中に起立しない場合、選手らにはロッカールーム内にとどまる選択肢も与えていた。

このポリシーの下、フィールド上でのいかなるアクションの際にも国歌に対する敬意が払われていることを確認するため、各チームには独自のルールを制定する権利も与えられていた。このポリシーによると、選手がサイドライン上で抗議運動を行うとすればNFLがチームに対して罰金を科し、選手はチームから罰金を科される仕組みとなっている。

今月も、数名の選手がプレシーズンゲーム開始前の国歌斉唱中に社会の不正義や不平等を訴える抗議運動を行っていた。ロサンゼルス・チャージャーズのタックル(T)ラッセル・オカングは『Twitter(ツイッター)』を通じて27日の会合に参加した選手の1人であることを明かした。

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