膝の故障によって戦列を離脱して以降、初めての記者会見を行ったシアトル・シーホークスのワイドレシーバー（WR）ダグ・ボールドウィンは、レギュラーシーズン第1週でのプレーについては楽観的な姿勢を見せた。しかしながら、今シーズンを通して膝の状態が100％の状態になることはないようだ。

ボールドウィンは膝の状態について問われた際、このように答えている。

「生まれてこのかた100％だと感じたことはないんだ。今は80％から85％といったところだし、本当のことを言えば、100％になることはないかな。残りのシーズンを通して付き合っていく必要がありそうだ」

先月後半に膝を負傷したボールドウィンはトレーニングキャンプでも欠席が続き、約2週間前にランニングを開始したばかりだ。

ボールドウィンは次のようにも語っている。

「自分は走れているんだとまた感じられるところまでこられたのはうれしいね。時間のかかる問題なんだと思う。6歳の頃からフットボールをプレーしてきた・・自分の人生からフットボールがなくなってしまったらどうなってしまうのだろうか。こんなに長い間プレーできなかったのはしんどかった。精神的にね。だから、ここに戻って来られて本当にうれしいんだ」

ボールドウィンがプロ入り後に欠場したレギュラーシーズンの試合は7シーズンを通してわずか2試合だ。シーホークスのWR陣にはボールドウィンとタイラー・ロケットの他、ジャロン・ブラウン、アマラ・ダーボ、ブランドン・マーシャル、マーカス・ジョンソンらが在籍している。

【S】