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元49ersのQBキャパニックらの行動に関心を寄せるNFL
2018年09月05日(水) 10:12NFLは現地4日(火)、元サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)コリン・キャパニックやその他のプロアスリートらが取り上げた“社会的不正義の問題”に対し、“注視、または、行動を起こすべき事項”であるとの声明を発表した。
リーグによるこの声明は3日、スポーツメーカーのナイキが自社の30周年記念キャンペーンである“Just Do It(ジャスト・ドゥー・イット)”の広告にキャパニックを起用したと公式発表した後に発行されている。
NFLの広報部門で上級副社長を務めるジョセリン・ムーアは次のような声明を発表している。
「ナショナル・フットボール・リーグは対話、理解、そして結束を信じています。われわれのコミュニティ内においてポジティブで意味のある変化を促進しようと努める関係者が果たすその責任と役割を私たちは大いに歓迎します。コリンとその他のプロアスリートたちが問題視する社会不正義の問題は、われわれの注視、または、行動に値する事項でもあります」
49ersをリリースされた2017年3月以降、NFLの球団と契約を結べていないキャパニックはリーグに対して申し立てを行っている。
この声明に付随して、リーグはコミュニティ内の各チームや選手による活動報告書を発行した。
NFLと選手連合は今年5月に社会の不平等を是正するためのプログラム等に約9,000万ドル(約100億円)を寄付するパートナーシップ協定を締結している。
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