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ベンガルズSウイリアムスが新ヘルメットルール初の適用者に

2018年09月10日(月) 09:47

シンシナティ・ベンガルズのショーン・ウィリアムス【AP Photo/Frank Victores】

現地9日(日)に行われたレギュラーシーズン第1週、新ヘルメットルール初めての適用者となった選手は第1クオーター終了も持たずに退場となった。

シンシナティ・ベンガルズのセーフティ(S)ショーン・ウイリアムスがインディアナポリス・コルツを相手に34対23で白星を飾った試合で退場処分を受けている。ウイリアムスはサードダウン7ヤードでコルツのクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックに対し、ヘルメットとヘルメットが衝突する激しいヒットを行った。

ラックがタックルを受けながらもファーストダウンを奪おうと飛び込んだ際、ウイリアムスもラックのヘルメットに向かってダイビングした。

故障によって先シーズンをまるまる棒に振ったラックはすぐに復帰し、そのまま試合出場を続けている。

ウイリアムスのプレーに対してはすぐにフラッグが投げられ、パーソナルファウルペナルティのジャッジが下った。ニューヨークにあるNFLのコマンドセンターからの助言もあったと思われるが、オフィシャルによる議論が行われた後でウイリアムは退場処分となっている。

リーグは危険で不必要なヘルメットへのヒットをフットボールからなくそうと努めてきた。頭部を下げつつ相手に接触を試みようとする技法を排除することによって選手の安全を守ろうとする新ルールはプレシーズン中から選手やコーチに混乱を引き起こしていた。このルールは今年3月に開かれた年次リーグミーティングの中でNFLの各チームオーナーが承認したものである。

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