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チャージャーズTEヘンリー、ACL断裂から4カ月でランニング

2018年09月16日(日) 06:42


ロサンゼルス・チャージャーズのハンター・ヘンリー【AP Photo/Michael Ainsworth】

ハンター・ヘンリーはシーズンが終わるまでにロサンゼルス・チャージャーズに合流できるのか。

5月22日に行われたチームのアクティビティ中に右のACL(膝前十字靭帯)を断裂したヘンリーが現地14日(金)にチームの練習施設でニーブレース(膝関節のサポーター)をつけながらも軽いドリルでランニングする姿が目撃されている。

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)を務めるアンソニー・リンが『Daily News(デイリーニュース)』に語ったところによると、タイトエンド(TE)ヘンリーは「かなり良さそうだ」とのこと。

「スタート・ストップの動きや、ちょっとした方向転換など。かなり早い(回復だ)。今の彼の状態は驚異的。これまでもサイドでいろいろなことに取り組んではきたが、今日はある意味、またひとつレベルを上げた」

ヘンリーのリハビリテーションは順調に進んでいるようだが、今シーズンの復帰に向けてはまだ長い道のりがある。ジェネラルマネジャー(GM)のトム・テレスコはヘンリーをシャットダウンするのではなく、身体的にプレーできない選手のリストに載せており、未決になっている事柄があり余るほど多くある。テレスコは実際、目の前に立ちふさがる困難を意識している。

9月初旬、チャージャーズ公式サイトで「可能性としては彼が今年ではなく来年にプレーする方がはるかに高い。それは分かっている。しかし、われわれはこの件に関して非常にスマートでいなければならない。すべてを完璧にラインアップさせる必要があるだろう。今、何か動くことでハンターの長期的な見込みをダメにしたくない」と語っていたテレスコ。

23歳のヘンリーが2018年のチャージャーズに貢献できる可能性は極めて低いものの、来春のオフシーズンプログラムまでには完全な健康状態を取り戻せそうだ。

【C】