デンバー・ブロンコスは将来有望の若きランニングバック（RB）不在でボルティモア・レイブンズに立ち向かわなければならなかった。

現地23日（日）、レイブンズと対戦したブロンコスのRBフィリップ・リンゼイが前半残り3分を切ったところで退場処分を受けたのだ。

クオーターバック（QB）ケイス・キーナムがサックを受けてこぼれたボールを複数の選手が取り合ううち、レイブンズ守備陣と押し問答したリンゼイがパンチを見舞ってしまい、不必要な乱暴行為とみなされた。

思いもよらないターンオーバーが相次いだ試合は流れが行ったり来たりの展開となり、試合自体が次第に感情的になっていた。

今季これまでの2試合でブロンコスオフェンスの要の1人だったリンゼイは2試合とも獲得ヤードが100を超え、ドラフト外ルーキーでこの記録を達成したNFL史上初のプレーヤーとして歴史に名を刻んでいる。レイブンズ戦では退場するまでに4キャリー、20ヤードをマークしていた。

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