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ブラウンズがジャクソンHCを解任、2年半で3勝36敗1分

2018年10月30日(火) 02:26

クリーブランド・ブラウンズのヒュー・ジャクソン【AP Photo/Mark LoMoglio】

ヒュー・ジャクソンのクリーブランド・ブラウンズヘッドコーチとしての屈辱的な時間は終わりを迎えた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、ブラウンズが現地29日(月)にジャクソンを解任したと報道。第一報を伝えたのは『ESPN』だ。

ジャクソンがブラウンズを率いて2年半、チームは3勝36敗1分と勝率.088の散々な戦績に終わり、2017年シーズンは未勝利の16連敗を喫した。

白星のない1年を過ごした後、ジャクソンは低迷するチームを立て直すべく、オーナー側に継続性が組織の助けになると主張してもう1年の続投を納得させていたが、結局、大きく改善することはなかった。

ジャクソンはクオーターバックの状況管理ミスを繰り返し、ドラフト上位指名のチャンスを得続けながらも改善させられず、最近では攻撃コーディネーター(OC)のトッド・ヘイリーと仲違いするなど、愚劣が相次いだ。

ブラウンズはシーズン第8週に対戦したピッツバーグ・スティーラーズに33対18と敗北しており、ラポポートはスティーラーズ戦が行われた28日に、シーズン第8週の試合がうまくいかなければブラウンズがジャクソンもしくはヘイリーの更迭も念頭に置いているようだと伝えており、ジャクソン解任はそれほど驚きがあったわけではない。

先週、NFLネットワークのトム・ペリセロは後任のヘッドコーチ候補リストの中に、オクラホマ大学コーチのリンカーン・ライリーの名前が挙がっていると伝えていた。ライリーはブラウンズが2018年ドラフト全体1位指名で獲得したクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドを大学時代に指導していたコーチだ。

【シーズン第8週ブラウンズ対スティーラーズ戦ハイライト動画】

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