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HCシューマー、「マニングはジャイアンツの先発QBのまま」

2018年11月07日(水) 09:40

フィラデルフィア・イーグルスのナイジェル・ブラッドハムとニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニング【AP Photo/Julio Cortez】

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)パット・シューマーに他の選択肢がなかったのは明らかだ。

現地6日(火)、シューマーHCはクオーターバック(QB)のイーライ・マニングがサンフランシスコ・49ersとのマンデーナイトゲームでも先発QBを務めることを明かした。

シューマーHCはマニングと他のメンバーがバイウイーク明け後に調子を取り戻すことを期待しているとも述べている。

ロースターに関しては他に選択肢もなく、不調に喘ぐマニングにしか頼れないのがジャイアンツの現状だ。

バックアップQBのアレックス・タニーを先発させるという考えはシューマーHCの中にはないようだ。新人のカイル・ラウレッタはレギュラーシーズンとなってからはインアクティブ登録が続いており、最後にその名前が話題になったのは交通事故を起こして逮捕された時くらいだろう。シューマーHCはドラフト4巡目で指名されたラウレッタに関し、その事故が原因で出場停止処分を受けることはないだろうと述べていた。ラウレッタがゲームに登場可能となるまで、マニングが先発職を降りる可能性は現実味を帯びてこない。

ジャイアンツは『Twitter(ツイッター)』で次のようなラウレッタの謝罪文を投稿した。

「カイル・ラウレッタ:最初に、ニューヨーク・ジャイアンツの組織やチームメイト、ファン、家族のみんなに対して謝りたい。先週に起きたこの事件は自分がどのような人間であるか、また、自分が何を意味しているのかを最悪な形で示してしまった」

それゆえ、バイウイーク中に全ポジションを評価し直すといった宣言があったにもかかわらず、チームはQBポジションをそのままの状態にすることが予想されている。今後もマニングが苦戦するオフェンシブライン(OL)の背後で1勝7敗のジャイアンツを率いるのだろう。

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