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パンサーズQBニュートン、「術後の肩はとてもいい感じ」

2019年01月31日(木) 12:52

カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Mike McCarn】

カロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)キャム・ニュートンは、長い間悩まされ、今シーズンのプレーを短くした肩の問題をオフシーズン中に受けた手術がついに解決してくれるだろうと楽観的な姿勢を見せている。

現地30日(水)、地元であるアトランタの地方ラジオ『680 The Fan(680ザ・ファン)』にてニュートンは術後の経過が良好であると明かした。

「いいよ、とてもね。こんなに良くなるなんて想像以上だ。シーズンを通じてたくさんのことがあったし、怖かったんだ。どれだけ悪くなっているかを知るのがね」

ニュートンのクリーンアップ(清掃)手術がうまくいったことに関しては注目すべきだ。担当医が執刀した際にはより悪い箇所が見つかり、さらなる手術が必要とされるケースが多々ある中、ニュートンはそのケースから外れていたようだ。

昨年の11月から12月にかけてチームが7連敗を喫した際、フラストレーションの溜まったニュートンはロングスローでボールを回すことができず、もはや抜け殻のような状態となっていた。いらいらの隠せなかったニュートンはシーズン中、2017年に受けた手術後も肩の問題が続いていることをほのめかしてもいた。

2016年のニュートンはケガをおしながらもプレーを続けてオフシーズンまで手術を遅らせたが、今回ばかりはチームもレギュラーシーズン終了まで2試合を残した段階でニュートンを試合から外した。その後、オフシーズンに入ってすぐにニュートンは肩のクリーンアップ手術を受けていた。

2018年シーズンに早期離脱することへの懸念がチームドクターとのミーティングを遅らせた可能性について、ニュートンはこのように述べている。

「そんなことはまったくなかった。今回は自分もどこかおかしいと思っていた。それに、ドクターが最終提案をする前に、自分はむしろ全部を出し切っていた。何かがおかしかったのは分かっていたんだ。自分としては、そのポジションにいる限りはチームをがっかりさせたくなかった。自分のファンや、自分自身に対してだって同じだ。自ら設定する目標があると思うが、それを達成できない時はフラストレーションが溜まるだろう。明らかに、今年はそういう年だった。自分だけ身体的にうんざりしていた」

おそらくはこれ以上悩むことのない肩の故障だが、これが2018年シーズンのパンサーズのオフェンシブオペレーション全体を狂わせてしまったのだ。ニュートンはこのようにも語っていた。

「本当にいら立っていた。どんなに力を入れようとも、どんなに筋力をつけて投げようとしても、遠くに飛んでくれない。そして、自分の肩を見て“なんてこった。一体何が原因なんだ?” と思うんだ。リーグを見回して見ても、パトリック・マホームズやラッセル・ウィルソン、トム・ブレイディ、ジャレッド・ゴフ、マット・ライアンといったクオーターバックたちは“自分ならこのスローができる。そんなの分かっているさ”と言った感じだろう。練習に出て、試合の準備をする時や、試合の中でさえも、体を思うように動かせなかった。それは本当に、率直に言って、自分のプライドにくるものだった」

パンサーズは早い段階で手術を受けたニュートンが何とかオフシーズンの作業に間に合い、完全に健康な状態で復帰することを望んでいる。また、プレーオフ進出を期すパンサーズはMVPを獲得した時のレベルにまでニュートンが復活してくれることを期待している。

【S】