スティーラーズWRブラウン、「どこでもいい、ただ勝ちたい」
2019年02月02日(土) 23:08現地31日(木)夕方、アトランタでEAスポーツボウルに登場したピッツバーグ・スティーラーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンは言葉少なだった。
レギュラーシーズンが終わって以降、ブラウンはほとんどの発言をソーシャルメディアを通じて発している。しかし、この日はごく短時間『USA TODAY Sports(USAトゥデイ・スポーツ)』のインタビューに応じ、宙に浮いたままとなっている自身の今後について口を開いた。
「俺はただ勝ちたいだけ。分かるだろ?」とブラウン。「ただ勝ちたいだけなんだ。勝てるチームでプレーがしたい」
これはつまり、現在の所属先であるスティーラーズ以外のオプションがあるということなのだろうか?
「場所はどこだっていいさ」とブラウンは言う。
Antonio Brown shows off a new look and gives his take on where he'd prefer to play in 2019. #EASportsBowl pic.twitter.com/V4AENBfllv
— USA TODAY Sports (@usatodaysports) 2019年2月1日
「イメチェンして登場のアントニオ・ブラウン、2019年にプレーしたい場所について語る」
インタビューはこれだけだ。ウォークスルー練習を休んだとしてレギュラーシーズン第17週をベンチで過ごしたブラウンは30秒にも満たない23語のコメントでこれからの展望を語った。
この発言で、彼とスティーラーズの間に横たわる問題に解決の糸口が見えることは当然ながらなさそうだ。
スティーラーズの球団社長アート・ルーニー二世は1月上旬、オール・プロに4度選出されているブラウンのトレードにオープンな考えを示唆していたが、先週になってやや態度を軟化させている。
スティーラーズの元ラインバッカー(LB)ジェームス・ハリソンは両者の関係破綻の責任がヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンにあると指摘しており、もし、ひび割れた関係をチームが修復できるのであればブラウン残留ということもあるかもしれない。
一方、2021年までスティーラーズの契約下にあるブラウンが2019年以降にプレーすることになるチームは、オフシーズン中の注目以上の成果を彼に要求することだろう。
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