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40ヤード走に臨んだアラバマ大学DTウィリアムズ、体重136kgオーバーでは4番目の速さ

2019年03月04日(月) 11:34


アラバマ大学のクイネン・ウィリアムズ【AP Photo/Michael Conroy】

身長190.5cm、体重137.44kg(303パウンド)を誇るクイネン・ウィリアムズが現地3日(日)、2019年NFLスカウティングコンバインで非公式の40ヤード走で4.87秒をたたき出し、スカウト陣に自らの足が優れている様を披露する2度目のチャンスを手に入れた。

アラバマ大学の元ディフェンシブタックル(DT)であるウィリアムズには別のアイデアがあったようだが、それさえしのいだようで、2度目のトライで4.83秒の公式タイムを記録している。

ウィリアムズのエージェント、ニコル・リンは『Twitter(ツイッター)』で2回目の40ヤード走に臨まぬようウィリアムズに伝えたことを明かした。

「彼は聞き入れなかった。自分自身に賭けると・・・」

実際、賭けには勝ったと言えよう。NFLリサーチによると、2003年以降のコンバインで体重300パウンド以上のディフェンシブラインマンが記録した中で4.83秒は第4位に入る速さだという。ウィリアムズの記録を上回っているのはタンク・ジョンソン(4.69秒、2004年)、ルイス・カスティーヨ(4.80秒、2005年)、ジェイ・ハワード(4.82秒、2012年)だ。

全体3位の指名権を持つニューヨーク・ジェッツがソーシャルメディアで注目ぶりを垣間見せている。ただ、3位でもアウトランドトロフィー受賞者のウィリアムズを獲得するには十分な順位とは言えないかもしれない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリスト、ダニエル・ジェレミアはウィリアムズが1巡目指名を受ける可能性のある候補に入っていると述べている。

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