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ファルコンズ、WRジョーンズとの契約改定を交渉中

2019年03月22日(金) 13:25


アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Danny Karnik】

アトランタ・ファルコンズが2年連続でワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズの契約を改定しようと計画する中、ジェネラルマネジャー(GM)トーマス・ディミトロフはその交渉について悩むこともなく、可能性のある契約延長に関してはタイムスケジュールを設けない意向であるようだ。

現地20日(水)、ディミトロフGMは地方紙『The Atlanta Journal-Constitution(ジ・アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション)』を通じて「われわれはフリオと彼の代理人の双方と話し合いを続ける予定だ。われわれは彼らと本当に良い会話ができている。それに関する特定の時期はなく、不安視もしていない。いずれは解決する問題だろう」と明かしていた。

オールプロのWRがホールドアウトした去年の夏、チームはその後のオフシーズン中にジョーンズの契約内容を修正し、2018年シーズンのサラリーを上昇させた。現行契約には2年が残る中、ファルコンズはより快適に30歳のWRとの長期的な解決策を模索していく方針だ。現在のジョーンズは2019年に960万ドル(約10億6,000万円)、2020年に1,142万6,000ドル(約12億7,000万円)を受け取る予定となっている。

ディミトロフGMにとってジョーンズとの再契約に関する若干の懸念事項はオークランド・レイダースがアントニオ・ブラウンに対してWRとしての史上最高額を提示したことだろう。当然ながら、ジョーンズはブラウンの数字を上回る契約を望むはずだ。今後はオデル・ベッカムも契約の修正を望む可能性があり、ファルコンズはなるべくスムーズにジョーンズを長期的にチームにとどめる契約を結びたいところだ。

「リーグ内のレシーバー間で起きている諸事情による利害関係があることは分かっている」と明かしたディミトロフGMは続けて、「そこでは大きな数字や幅広い状況が話されている。とは言え、われわれはわれわれで良いコミュニケーションが取れていると思っている」とも述べていた。

ディミトロフGMの頭には現時点ですでにジョーンズとの契約がブラウンのそれを上回るという結論は描かれていそうだ。ファルコンズの課題としては今後3年以内に再び同様の状況に陥るのを避けながら、いかにして今回の契約に柔軟性を持たせるかというところだろう。

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