先発RBはデイミエン・ウィリアムスだとチーフスOC
2019年05月31日(金) 11:07ベテランランニングバック(RB)カルロス・ハイドの加入も、カンザスシティ・チーフスのバックフィールドに対する見方を変えなかったようだ。
チーフスのオフェンシブコーディネーター(OC)であるエリック・ビエネミーは現地30日(木)、誰がリードバックなのかを述べると同時に、チームがその選手に高い期待を抱いていることを明かした。
『Chiefs Digest(チーフス・ダイジェスト)』のマット・デリックによれば、ビエネミーは「デイミエン・ウィリアムスがうちのスターターだ。われわれは彼がその役割において優れていると期待している」と語ったという。
当初はチーフスがハイドを先発として見ているか、もしくはRBポジションの込み具合から、コミッティーアプローチ的な手法が用いられると見られていた。ウィリアムスとハイドの他に、バックフィールドには今2年目のダレル・ウィリアムズや新人トリオのジェームズ・ウィリアムズ、ダーウィン・トンプソン、マーカス・マーシャルがいる。
しかしながら、ビエネミーはデイミエン・ウィリアムスを取り巻くデプスチャート上の状況について、あいまいさをほぼ残さなかった。
昨年11月にカリーム・ハントを放出したチーフスは、確かにウィリアムスに良い感触を得ていた。
身長約180cm、体重約100kgのウィリアムスは2014年から2017年までの4シーズンをマイアミ・ドルフィンズで過ごし、2018年のレギュラーシーズンには全16試合に出場(先発は3試合)して256ヤード、キャリー50回のタッチダウン4回をマークしている。ウィリアムスはバックフィールド外でもレシーバーとして多様性を見せており、シーズン第15週のキャッチ6回、74ヤードを含め、キャッチ23回で160ヤード、タッチダウン2回を記録した。
もちろん、これからレギュラーシーズン開幕までにはさまざまなことが起こり得る。しかし、今のところカンザスシティの先発RBの座はウィリアムスのものだ。
【A】