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RBベルにOTA参加を促したジェッツDTマクレンドン

2019年05月31日(金) 11:38


ニューヨーク・ジェッツのスティーブ・マクレンドン【Tom DiPace via AP】

ニューヨーク・ジェッツのランニングバック(RB)リビオン・ベルは、自主参加のオフシーズンワークアウトをスキップできる権利を行使した。だが、新しいチームメイトたちと練習に取り組んだ方が良いと説得しようとしたのは、コーチ陣だけではないようだ。

ピッツバーグ・スティーラーズで共にプレーした3シーズンの経験からベルを知るジェッツのディフェンシブタックル(DT)スティーブ・マクレンドンは、ベルにOTA(チーム合同練習)に参加するよう呼びかけたという。

マクレンドンは『NorthJersey.com』に「彼と話し、こう言ったんだ。“ここはピッツバーグと違う場所だって分かるだろ”って。俺は“今の状況やクオーターバックを理解できるように、戻ってこなきゃ”と言った。“戻ってこなければメディアにつかまるぞ”とね。それが真実だ。俺は彼にそう言った」と話している。

マクレンドンがベルに伝えたかったのは、QBサム・ダーノルドを知ることが最重要だということであり、ピッツバーグでベン・ロスリスバーガーと共に過ごした日々とは別の経験になるだろうということだ。

「とにかくチームメイトのことは知りたいものさ。若いQBならなおさらだ。彼はリズムを知る必要がある。どれくらい忍耐強いのか知らなくちゃいけない。映像で見るのは簡単だけど、(ベルは)自分ができることについてすごくダイナミックだから、準備はすごく大変だ。バックフィールドの内でも外でも、彼にはたくさんのスペシャルなことができる。だから俺にとっては、彼がうちのチームにいることはものすごく素晴らしいんだ」

「たくさんの人が“なぜ彼はここにいない? 彼には支払われているのに”と言っているのは分かる。だけど聞いてくれ。彼がオールプロの、プロボウルのRBなのには理由があるんだ。ときに、準備の仕方というのは人によって違うことがある。彼にいてほしいか? ああ、そうさ。でも、彼がここに来て活躍し、俺たちが今季行きたいと思っている場所に行くのを助けてくれたなら、そんなことを考えるやつは誰もいなくなる。俺自身がそう思わなくなることは、俺には分かっているんだ」

「リビオンについて一つ俺に言えるのは、彼がとてつもなくいい調子でくるだろうってことだ。彼はいい形でくるはず。いつもそうだったし、それが変わるようには見えない。彼のフィジカルコンディションは他の何にも勝る。俺にはそれが分かっているのさ。彼はハードにトレーニングしている」

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