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ジャガーズDEガーコウ、希望の契約を求めてミニキャンプ欠席を表明

2019年06月11日(火) 10:13


ジャクソンビル・ジャガーズのヤニック・ガーコウ【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

ジャクソンビル・ジャガーズはトップエッジラッシャーなしで全員参加のミニキャンプを開始する。

ディフェンシブエンド(DE)ヤニック・ガーコウが現地10日(月)に声明を出し、希望する契約がまとまっていないことから参加が義務づけられているミニキャンプを欠席する意向を明らかにした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入手した声明では「契約が解決していないので、ミニキャンプには出席しない。今でもジャクソンビル、ファン、チームメイトたちにこの身を捧げていることに変わりはない。これからの年月もジャクソンビルにいることが望みだ」と述べられている。

かつてドラフト3巡目で指名された24歳のガーコウは新人契約の最終年を迎えており、200万ドル(約2億2,000万円)をわずかに超える額を受け取ることになっている。3シーズンでサック29.5回を数えるその腕前を考えれば、ガーコウの生産性と才能に対する報酬はひどく少ない。

契約交渉が思うように進まないガーコウは、唯一の手段としてキャンプ欠席という手に出ようとしている。ミニキャンプを欠席することで、ガーコウにはCBA(団体交渉協約)に基づいて最大で8万8,650ドル(約960万円)の罰金を科される可能性がある。

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