若きディフェンシブラインマンがまた一人、参加必須のミニキャンプに出席していない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、カンザスシティ・チーフスのディフェンシブタックル（DT）クリス・ジョーンズが現地11日（火）に始まったミニキャンプに姿を見せず、3日間のセッションに出席しない見込みだと報じた。

ラポポートによれば、チーフスとジョーンズの間で契約の話し合いが行き詰まっていることがホールドアウトの原因のようだ。

新しい契約を求めるジョーンズは自主参加のワークアウト全てを欠席してきた。契約がまとまらない今、ジョーンズは参加必須のミニキャンプもスキップしようとしている。

2016年のドラフト2巡目で指名されたジョーンズはベースサラリー120万ドル（1億3,000万円）を受け取る予定だが、NFLで最高のインテリアディフェンシブラインマンの一人としてこれはひどく物足りない数字だ。24歳のジョーンズは昨シーズンにサック15.5回を記録。最初の3シーズンを通じてサック24回を積み上げてきた。

新ディフェンシブコーディネーター（DC）スティーブ・スパグニョーロの下、4-3体制に移行しようとするチーフスにとって、ジョーンズが占める割合はより大きなものとなるかもしれない。まずは契約問題を片付けることが必要だろう。