3巡目RBモンゴメリーの能力に興奮するベアーズ
2019年07月02日(火) 14:13ランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーは今月下旬に始まるトレーニングキャンプでマイク・デイビスとシカゴ・ベアーズのバックフィールドにおけるアーリーダウンでの役割を争うことになりそうだ。
RBタリク・コーエンは主にパスキャッチングバックを務める自らの役割が変わると予想しておらず、デイビスとモンゴメリーはジョーダン・ハワード(現フィラデルフィア・イーグルス)の仕事を引き継いでファーストおよびセカンドダウンでのキャリーの多くを分担していくだろう。デイビスは一役担うために引き入れられたとシカゴのコーチ陣は主張しているものの、2019年に違いを生み出す役割を担う可能性が最も高いのはモンゴメリーのようだ。
RBコーチのチャールズ・ロンドンは“非常に珍しいコンタクトバランス“に触れつつ、モンゴメリーのタックルを破る能力について『The Athletic(アスレチック)』に熱く語っている。
「彼は間違いなくそれを有している」とロンドンは述べた。
「それはランニングバックというポジションにとって重要なことだ。なぜなら、全てのプレーがクリーンに進むわけではなく、あらゆるホールがクリーンというわけではないからだ。ときにそれを自分で作り出さなければならない。彼はアイオワ州立大学でかなりそれをやってきた。それがわれわれの気づいた部分だ。そして、それは指導できない部分でもある。それがある人もない人もいて、彼にはある。それはわれわれが彼についてすぐに気づいた部分だ」
モンゴメリーに対するこういったコメントは、過去2人のコーチングスタッフがハワードの最大の苦戦はコンタクト後にヤードを稼ぐのに苦労したところからくると考えていたことと対照的だ。
オフシーズンの限られたワークアウトで称賛を得たモンゴメリーだが、最も大きな試練はパッドを装着したトレーニングキャンプとプレシーズンでやってくるだろう。プレッシャーが増す中で崩れていった新人たちもいれば、最近ではデンバー・ブロンコスのフィリップ・リンゼイのようにキャンプで輝いた選手たちもいる。
モンゴメリーが前評判通りの活躍を見せれば、ベアーズのQBミッチェル・トゥルビスキーはかなり戦いやすくなるはずだ。
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