レイダースの戦略は合っていなかったとカウボーイズWRクーパー
2019年07月02日(火) 13:04ワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーのオークランドでの最後の日々は不安定さと困惑するような起用法のないまぜになった忘れ去りたいものだった。ジョン・グルーデン指揮下の6試合で苦しんだレイダースのトップレシーバーはダラス・カウボーイズへと放出され、そこで再び主役として輝きを放ち始めている。
先週『Pro Football Talk(プロ・フットボール・トーク)』とのラジオインタビューにて、クーパーは舞台の変化がキャリアの再始動に欠かせない要素だったと話している。
『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、クーパーは「どんな状況であろうと、なぜ一つの場所がある人にとってうまくいかないのに、別の場所ならうまくいくのかについては確かな理由がある」と語ったという。
「舞台の変化が本当に必要だったと思う。本当に、昨シーズンにレイダースにとどまっていれば、頭角を現してカウボーイズで届いたような高みに手が届くことはなかったと思うね。それが間違いなく必要だったんだ」
プレーオフを含め、カウボーイズで戦った11戦でクーパーは試合平均81.45レシービングヤード、タッチダウン7回を記録した。グルーデン政権下の6試合では平均46.6レシービングヤード、タッチダウン1回となっている。数字の違いを呼んだ一つの理由は、オークランドでの疑問の残る起用法だったとクーパーは考えている。
「俺にはうまく合っていなかったと思う。いろいろな理由で、俺はそれを酌量すべき事情と呼ぶけれど、そういう理由で俺は自分のスキルを見せることができなかった。だけど、理由が何であれ俺は自分の水準に達することができなかったし、NFLプレーヤーとして俺がやりたいと思っていることのいくつかをやるには、去る必要があることを分かっていた」
「試合中にフィールドでやりたいことがあるように感じていた。ゲームプランに入っていないけれど、コールされたい特定のプレーとか、走りたいルートとかがね」
カウボーイズに加入して以来、クーパーはチームのオフェンスにおけるナンバー1ターゲットとして新たなビッグシーズンに向かっているように見える。オフェンシブコーディネーター(OC)ケレン・ムーアはよりクリエイティブな手法を計画しており、これまでのコーチたちよりダイナミックにレシーバーたちを動かそうとしている。クーパーとクオーターバック(QB)ダック・プレスコットがオフシーズンを通してコンビネーションを強化しつつある今、クーパーはビッグイヤーを迎えることになるかもしれない。
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