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今年のWRアリソンは「要注意」とパッカーズWRアダムス

2019年07月04日(木) 00:31

グリーンベイ・パッカーズのヘロニモ・アリソン【NFL Photos via AP】

2018年シーズンはヘロニモ・アリソンのブレークアウト・キャンペーンになるはずだった。そうした期待はけがによって洗い流されてしまい、グリーンベイ・パッカーズのワイドレシーバー(WR)はわずか5試合の出場にとどまった。

このオフシーズン中に注目されたのはマルケス・バルデス・スカントリングや他のもっと若いWRたちにで、アリソンの名前はすっかり忘れ去られてしまっていた。しかし、新ヘッドコーチ(HC)のマット・ラフルアーは2019年のパッカーズにこれまでより多角的な攻撃をさせると約束しており、アリソンのブレークアウトシーズンがそこまでやってきていると信じるだけの理由はある。

プロボウルに出場したチームメイトのデイバント・アダムスは、ラフルアーのシステムによって恩恵を受けたアリソンがチームの武器になると考えている。

「彼は順番待ちをしながらたくさん努力してきた人物で、少しアウトサイドでのプレーにも慣れている。でも、これでさらにダイナミックになるはずだ」とアダムスはチームの公式サイトで述べた。「マットはすでに、彼をもっとワイドな方向でテストしたか、チャレンジさせているはずだ。彼がマルチなスポットでプレーできるようにね。今、彼が動き回れるようになり、健康で、自分自身のまま、ひたすらプレーできるようになれば、そうした全てを兼ね備えた彼は要注意人物となる」

マイク・マッカーシーの指揮下にあった過去のシーズンよりも、ラフルアーはプランを多角化させるだろうが、それでもクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの主力ターゲットはやはりアダムスになるはずだ。その下には多くのターゲット候補たちがいる。

パッカーズの残りのWR陣は役割がより明確になるトレーニングキャンプ中にスナップを奪い合うことだろう。オフシーズンに活躍したバルデス・スカントリングはナンバー2の座を巡ってアリソンと肩を並べるかもしれない。トレバー・デービスはラフルアーの称賛を得ている。エクアニメウス・セント・ブラウンも昨シーズン中に光るものを見せていた。アダムスの隣に、少なくとも1つはワイドアウトとしてブレークアウトできるポジションが残されている。

そこに選ばれるのは、フル装備を身につけ、コンペティションが本格化した時に、最も早くロジャースの信頼を勝ち得た人物だ。

【M】