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カウボーイズRBエリオットにおとがめなし

2019年07月04日(木) 09:03


ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオット【AP Photo/Danny Karnik

ダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットがまたうまくタックルを回避した。今回避けたのは、NFLのフロントオフィスによるタックルだ。

エリオットはフィールド外で発生した事件について罰せられることはないとの連絡を受け取ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えている。

ラスベガスで開催されたミュージック・フェスティバルの場で警備員を小突いたエリオットは、その件について現地2日(火)にNFLコミッショナーのロジャー・グッデルと面談していた。このミーティングの後、エリオットは自らの行いについて反省し、今後はより良い決断を下していきたいとの意思を表明している。

さらにその後、NFLはエリオットが個人行動規範に抵触しているとは判断しないとの決断をグッデルコミッショナーが下したと発表した。

リーグが発行したリリースには次のように記されている。

「5月にラスベガスで発生した、ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオットが関与したインシデントの報告のすぐ後、NFLは警備担当者や直接かかわりのあった複数の目撃者とのインタビュー、ならびに書面やその他の情報の検討を含む、広範囲にわたる調査を行った」

「調査の一環として、彼に期待される振る舞いの水準や、それを満たさなかった場合にどういった結果になるかという点について強固にするため、火曜日にNFLコミッショナーのロジャー・グッデルがミスター・エリオットと面談した」

「ミスター・エリオットは自分が不適切な判断をしたことを認め、今後はより良い選択をしていくと約束した。彼は個人的に成長し続ける上でその助けになる利用可能なリソースを活用すると自ら申し出た」

「グッデルコミッショナーは個人行動規範に対する違反はなかったと判断し、これ以上の対応は必要ないとしている」

ラスベガスの一件で逮捕や起訴はされていないエリオットだが、繰り返す問題行動によってNFLが何らかの措置に出る可能性はあった。エリオットは2017年に個人行動規範の違反で6試合の出場停止処分を科されている。

今回の件については、おとがめなしとなった。

今後、エリオットをめぐるノイズはフィールド上のことだけであるようカウボーイズは願っているだろう。

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