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ベンガルズで8年を過ごしたLGボリングが引退へ

2019年07月16日(火) 14:09

シンシナティ・ベンガルズのクリント・ボリング【Aaron M. Sprecher via AP】

シンシナティ・ベンガルズのレフトガード(LG)クリント・ボリングが引退を決断したと現地15日(月)にチームが明かしている。

2011年NFLドラフトの4巡目で指名されたボリングは、ベンガルズから出場した114戦中112試合で先発を務めており、その数字がボリングの高い安定性と耐久性を示しているだろう。

「NFLで8年を過ごし、医療上の理由によって試合から身を引く時がきた」とボリングは述べている。

「簡単な決断ではなかったけれど、俺にとって、そして妻のケリーと2人の娘たちにとって正しい決断だ。キャリア全てをベンガルズでプレーする機会を与えてくれた(オーナーの)ブラウン家に感謝したい。また、チームメイトやコーチたち、ファン、俺のキャリアを通じて応援してくれた全ての人にも感謝している」

ベンガルズ球団社長のマイク・ブラウンはボリングについて「クリントは第一級の人物であり、われわれ全員が頼りにし、尊敬してきた。ラインマンとして彼は決して自身に値する名声を得ていない。自分の仕事をきちんとこなす優れた選手にはよくあることだ。しかし、このチームでは彼は大いに尊敬され、彼のプレー能力を超えたところまで評価されていた」と賛辞を送った。

チームレポーターのマリサ・コンティペッリは月曜日の発表後、ボリングが今回の決断に至った背景を説明している。

「クリント・ボリングと今日話したところ、彼はシーズン終了後に右足に血栓が見つかったようです。彼はオフシーズンの間に数々の専門家を訪ねましたが、最終的に家族の元に戻るときだと決断しました。この秋は娘さんたちを追いかけるのを楽しみにしているそうです」

【A】