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ベンガルズWRボイドが4年46億円の契約延長

2019年07月24日(水) 14:30

シンシナティ・ベンガルズのタイラー・ボイド【AP Photo/Frank Victores】

シンシナティ・ベンガルズがトレーニングキャンプを前に頭角を現しつつある若手ワイドレシーバー(WR)をキープした。

WRタイラー・ボイドが4,300万ドル(約46億5,000万円)の4年契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じている。後にチームもこの契約を認めた。

元2巡目指名選手であるボイドはルーキー契約の最終年を迎え、1,030万ドル(約11億円)を受け取る見込みだった。ペリセロによれば、これでボイドは契約1年目に1,130万ドル(約12億2,000万円)を手にすることになるという。今回の延長によって、ボイドは2023年シーズン終了までチームにとどまる。

チームの公式ウェブサイトでベンガルズのオーナーであるマイク・ブラウンは「彼は恐れない。違いを生み出すことができる」と述べた。

ボイドは2018年にキャッチ76回、1,028ヤード、タッチダウン7回をマーク。A.J.グリーンの負傷が長引く中で、ボイドはパスゲームの焦点としてゲームを左右する能力があることを示してきた。昨シーズンは5試合で90ヤード超えを果たしており、特にファーストダウン獲得で活躍している。サードもしくはフォースダウンにおいてターゲットになった際、58.1%でファーストダウン獲得かタッチダウンに成功しており、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』でこの数字は8位にランクインしている。

ボイドはこの春、シンシナティにとどまることが目標だと語っていた。ボイドとの契約を成立させたベンガルズは、契約最終年を迎えるスターレシーバー、グリーンとの話し合いに注力していくだろう。

「正式発表:ベンガルズがWRタイラー・ボイドと2023年まで4年の契約延長」

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