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新契約の話題をジョークでかわすペイトリオッツQBブレイディ

2019年08月01日(木) 13:08


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Michael Dwyer】

クオーターバック(QB)トム・ブレイディはこれまでに契約最終年の状態でシーズン開幕を迎えたことがない。しかし、ニューイングランド・ペイトリオッツで20年目のシーズンを開始するにあたり、マネジメント陣と新契約に向けて話し合いを重ねながらも、ブレイディに初めてその状況が訪れようとしている。

「(延長を)手に入れたたか? 分からないよ。それはトークショーのネタだね。みんなどう思う? 投票しようか。ミスター・クラフト(ペイトリオッツオーナー)に聞いてみてよ」とブレイディは笑った。

彼は笑っていた。ブレイディほどの自信を備えた人物ならば、リーグの他の誰にでも匹敵するようなコントロールとパワーを自分が持っていることを分かっている。したがって、もうすぐ42歳になるブレイディは巧みにその質問をかわしていたものの、新しい契約がないことがブレイディを不愉快にしているとの見方が出るのも理解の範囲内だ。

「そのことを考えるなら、僕らみんながその日その日でやっている。僕らの誰も、本当の意味で何かを約束されてはいない。今日自分にできるベストを尽くそうと努力し、あとはどうなるかに任せるだけだよ」とブレイディは話した。

6度目のスーパーボウルを制したばかりで、MVPに3度輝いたことのあるブレイディは、2018年のレギュラーシーズンにパス成功率65.8%、4,355ヤード、タッチダウン29回、インターセプト11回を記録している。ブレイディの現在の契約は年平均2,050万ドル(約22億4,000万円)となっており、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば現役QBで18位にあたる。

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