ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズはスタートリオと契約を完了する楽観的な見込みに満足している。とは言え、実際に書面にサインされるまでは、そんなオーナーの見解も取るに足らないことだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のジェーン・スレーターが現地6日（火）に情報筋の話を元に伝えたところによれば、カウボーイズはクオーターバック（QB）ダック・プレスコット、ワイドレシーバー（WR）アマリ・クーパー、ランニングバック（RB）エゼキエル・エリオットの3人に、それぞれをトップ5内に位置づけるような“気前の良い“オファーを提示しているという。

また、カウボーイズには契約の準備ができており、締結に向けて前向きとのこと。しかし、両者が道理にかなった数字で合意できなかった場合、今季は各選手にいわゆる“プルーブイット・ディール”（実力を証明するための1年契約）でプレーさせる構えだという。

週末を通じ、3人の契約状況について聞かれたジョーンズは自信をもって“成立するだろう”と語っていた。

カウボーイズの上級副社長であるスティーブン・ジョーンズは以前、カウボーイズは市場価格を左右するチームにはならないと話していた。3人のサラリーが“トップ5”で落ち着くということは、カウボーイズのそのスタンスとも呼応している。

注目を集めるカウボーイズトリオの契約状況について、ジョーンズは『105.3 The Fan』に「（契約が完了しないまま）皆さんは気楽に（キャンプ地の）オックスナードを後にするだろう。何かが完了する前にダラスに戻る。事実として、ここにいる間に何かが成立すると考えるに足るような動きはない」と述べた。

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