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カーディナルスQBマレー、振るわぬプレーにも不安を抱かず

2019年08月22日(木) 11:51

アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Rick Scuteri】

プレシーズン2試合で浮き沈みを経験したアリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレー。開幕戦では堅実なパフォーマンスを発揮したものの、先週の木曜日に実施されたオークランド・レイダース戦では振るわない結果に終わっている。

2度目の登場の際、マレーは8回のパスアテンプトで3回に成功し、12ヤードを獲得する一方、3回のペナルティに加えてサック2回とセーフティ1回を喫した。ルーキーQBは現地20日(火)、乏しいパフォーマンスについて心配していないと話している。

マレーはチームの公式サイトで「何もオープンになっていることがなくて、先週みたいなことになり、人が自分について話しているのはフラストレーションがたまる状況だよ。でも、理解するようにもなる。前にも言ったように、まだプレシーズンだ。文字通り6プレーとか、7プレーしかしていない。本当のところはどうなっているか分かっているんだから、ネガティブになりすぎることなんて何もない」と語った。

『HBO』が制作するドキュメンタリー“Hard Knocks(ハード・ノックス)”には、試合後にレイダースのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンに向かって「何だって彼らは僕になだれ込んでくるのさ」と冗談まじりに尋ねているマレーの姿が捉えられていた。カーディナルスにはレイダースがマレーを飲み込んだような全力のプレッシャーに対する準備ができていなかったのが明らかだ。

今週はより準備を整えたマレーが見られそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは“NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)”にて、カーディナルスが今週の試合に対してレギュラーシーズンと同様に準備し、ミネソタ・バイキングスのディフェンス陣にいくつかの新趣向を試してみる予定だと述べている。

2週間にわたってあたりさわりのないプレーをしたカーディナルスが、今週はスパイスを一振りする。それが苦難の道を歩んできたマレーの助けになるかもしれない。

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