複数のヘルメットのオファーを受けるレイダースWRブラウン
2019年08月27日(火) 09:34オークランド・レイダースのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンはお気に入りのヘルメットブランドを使用すべく最後のカードを切った。しかし、その試みは却下され、ブラウンは前に進まざるを得ない状況となっている。
ブラウンのエージェントであるドリュー・ローゼンハウスは現地25日(日)、『Sirius XM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』にそれも計画の範囲内だったと語った。
『NBC Sports Bay Area(NBCスポーツ・ベイ・エリア)』によれば、ローゼンハウスは「われわれは前に進む」と話したという。
「あのドアは閉ざされた」
先日、2019年に自分のヘルメットを着用するためのブラウンの2度目の抗議も却下された。
しかし、それも“ミスター・ビッグチェスト”にとっては大損になったわけではない。ヘルメットをめぐる騒動によってブラウンにはビジネスのチャンスが開かれ、カスタムヘルメットを手にいれると共にブランドがスポンサーになりそうだとローゼンハウスは言う、
「彼があのヘルメットを着用できるようにするためのわれわれの奮闘が宣伝になり、彼はさまざまな企業から彼のためにカスタムメイクされたヘルメットや大金を受け取るような複数のオファーを受けている。詳細には触れないが、いくつかとてもふさわしい代替案がある。われわれはとてもエキサイトしている。アントニオはいずれかのヘルメットを使うだろう。彼が時間を無駄にすることはないし、そうすることによって多くの支払いを受けるだろう。昔のヘルメットが使えないとはいえ、ある意味ハッピーエンディングだ」
これも過去数年のブラウンに起こってきたことだ。一悶着起こしながらも、ビジネスはついてくる。
レイダースはレギュラーシーズン開幕前にブラウンの準備が整っていることを望んでいる。ヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデン率いるチームがマンデーナイト・フットボールでデンバー・ブロンコスと対戦するまで2週間となった今、ブラウンの問題はどうやら過去のものとなりそうだ。
ローゼンハウスは「ヘルメットと足(の凍傷)はもう乗り越えた。彼はフットボールに完全に集中しており、またアントニオ・ブラウンらしいシーズンを送る準備ができている。彼はジョン・グルーデンやデレック・カーと共に活躍するだろう。彼が前に進んでいくことに私はとても興奮している」とコメントした。
【A】